社員が語るエトワール

デザイナー:加茂春花

デザインには無限の可能性がある。どんな難問でも答えが出せる。そう信じています。

楽しめているときは、いいデザインができる

 デザイナー・加茂が大事にしているマインドは、楽しんで仕事をすることだ。「仕事だからと構えてしまうと、発想が息苦しくなる気がします。新しくデザインをつくるときはとくに、楽しんでやらないとスムーズに進んでいかないんです。こんなのはどうかな、こういうのもできそうだなと、いい意味で遊ぶ気持ちが必要。楽しめているときには、ぽんぽんとアイデアが出てくるし、方向性もすぐ固まって、いいものがちゃんとできます」

 現在、加茂が担当しているのはコスメティック・ブランドのアクリルディスプレイだ。デパートなどで見かけるあの美しくしゃれたデザインの中にも、加茂の「楽しむ」気持ちから生み出された作品があるわけだ。
「お客様はすごく忙しい方なので、指示を待っていると間に合わなくなる。商品の特徴など概要を聞いたら、私の側からディスプレイのコンセプトを考えて、『こんなデザインはどうですか』と働きかけるようにしています」

 アクリル加工業界で、こういった提案型のデザインができるのは大きなアドバンテージだ。

過去に培ったアイデアのストックはムダにしない

 2013年4月にエトワールへ入社した加茂は、それまでは別の会社で展示会のブースデザインを担当していた。ブースにおける製品の効果的な配置や、看板・説明パネルなどの並べ方を考える空間デザインの仕事であり、アクリル加工のようなプロダクトデザインとは性格が異なるが、そのときの経験がエトワールで生きていると加茂は語る。
「展示会はコンベンションセンターの大ホールなどで行われ、たくさんの企業のブースがずらっと並びますから、大人しいデザインだと埋もれてしまう。来訪する方々も男女の別なく幅広い年齢層なので、ユーモアのあるデザインだったり、逆にスタイリッシュなデザインだったり、コンセプトに合わせていろいろなデザインを心掛けていました。その感覚を化粧品のディスプレイにエッセンスとして持ち込むと、従来にない面白いデザインができる場合があるんです」
 化粧品のディスプレイは一般的に、シンプルで洗練されたデザインが主流だ。主役である製品をいかに引き立てるかがアクリルディスプレイの役割であり、意匠自体に強い主張のあるブースデザインとは正反対とも言える。
「でも、その面白さが化粧品のディスプレイでは目新しく感じられるようで、意外に受けがいいんです」

どのお客様も自分にとっては大切

 入社直後、加茂はエトワールにとって重要な取引先を担当するチームに組み入れられた。デザイナーとしての経験は長いとはいえ、アクリルディスプレイに関しては初心者。とまどいや重圧感はなかったのだろうか。
「大きな取引先だからとか、有名なブランドだから、というようなことは意識しないようにしています。どのお客様も、自分にとっては大切。喜んでもらえるようないいデザインのものをつくる、業務の流れの中でミスをしない、といった基本姿勢は同じです」

譲れないこだわりを工房と相談しながら形にしていく

もちろん、この製品だからこういうデザインにしたい、といったデザイナーとしての「こだわり」もある。
「ここは譲れないという部分は、『どうしてもやりたいです』とは主張します。工房の人に、構造が弱くなってしまうからつくれないよと諭されても、『ではどんなつくり方ならこのデザインでも丈夫にできますか』と食い下がります。それでも嫌な顔せず、こういうふうにしたらどうかなと親切に教えてもらえるのは、嬉しい職場環境だなと思います」

 しかし自分はまだ力不足だと加茂は肩をすくめる。
「営業の現場から、工房での実際のものづくりまでのトータルなプロセスはまだまだなので、日々勉強の積み重ねです」
 ただ、自分はデザイナーである以上、クリエイティビティの力を伸ばすことが前提になると考えているとも加茂は言う。
「時間がない、予算がない、といった難問も、デザインで解決することができる。デザインには無限の可能性があるんですよ」

エトワールの社員力
社員が語るエトワール
SoZoディビジョン デザイン担当:平田一晋
SoZoディビジョン デザイン担当:成澤朱理
SoZoディビジョン デザイン担当:加茂春花
SoZoディビジョン デザイン担当:林沙有理
工房:柏崎圭哉
SoZoディビジョン 営業担当:村上浩平
エトワールの組織力
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