社員が語るエトワール

製作:柏崎圭哉

吸収できる環境が整っている職人としても社会人としても早く認められたい

もっと対象について知りたい、理解したい

 2012年新卒入社の柏崎はいま、仕事のおもしろさに猛スピードで目覚めている最中だという。
「最近、初めて外資系化粧品メーカーさんの什器を担当させてもらいました。入社当初は無我夢中でよくわからないまま手を動かすだけだったのですが、いまは少し周りが見えてきたのか、モノつくりにおいて『こうしたい』という気持ちが、ちょっとずつ実際の作業に反映できるようになってきました。それと、作っているモノへの愛情というのでしょうか、もっと対象について知りたい、理解したいと思うようになってきたんです」

 エトワールへの入社を決めた理由は、就職活動中に見学させてもらった際の、雰囲気の暖かさに惹かれたからだった。
「モノつくりは昔から興味があったんです。趣味はプラモデル制作だったりしたので、ちょっとはやれるという自信もなくはなかった。そこで、モノつくり系の企業をネットで調べようとしたら、見つかったウェブサイトがエトワールでした。この会社はちゃんとしているというか、いい印象を抱いた覚えがあります」
 見学に訪れ、工房やデザイン室を見せてもらい、営業の話を聞いた末に、印象はますます固まった。「どうしてもこの会社で働きたい」。思いは叶い、柏崎はエトワールの一員となった。

「どんどん失敗しろ」と言われる環境

 アクリル加工について考えたこともない学生の立場から、工房というクラフトマンシップの世界へ飛び込んで、柏崎に戸惑いはなかったのか。
「いろいろな失敗をしてきました。どれか一つだけ選ぶことなどできないほど、自分の中ではどれも反省すべき失敗です。でも、先輩にはもっと失敗しろ、何が原因だったのか考えてみろと言われる。ミスを責められない。いつも気にかけてくれ、サポートしてくれるので、とてもありがたいと感謝しています」
 おそらく、先輩たちも失敗をたくさん重ねてきたのだろう。そして、失敗経験を通してこそ技術がもっとも身につくと知っているのだ。

 「ただ、だからといって失敗していいわけではありません。できればしたくない。サポートしてもらっていながらやはり失敗してしまう自分が情けなくて」と自らを評価する柏崎。一日も早くさまざまな技術を養い、納得のいく品質の高いモノつくりを実現することが、当面の目標だ。

アクリル加工において、特に難しさを感じるのは接着だと柏崎は語る。
「アクリルの場合、一般的には溶剤接着という方法を用います。接着する小口に液を注射器で注入し、アクリル表面を溶かして貼り合わせるのです。言葉で説明すると簡単ですが、気泡が入りやすくて、美しくきれいに仕上げるには熟練した技術が必要なんです。とりわけ透明のアクリルは接着面がありありと見えるから難しい。貼るたびに怖さを感じます」

会社全体が一つの意志で動いているような連帯感

 まだあらゆる面で初々しい柏崎だが、エトワールの基礎となるものは何かは感じているようだ。
「当社の魅力は人間関係のよさですね。仕事のミスで怒られません。叱られます。社会人として未熟な振る舞いをすると厳しく指摘もされます。それはお客様の前に出ても恥ずかしくない大人になってほしいと考えてくれているからとわかるので、ありがたいです。それと、部署と部署の連携面がすばらしい。かつては、デザインと工房が遠慮するような空気があったと聞いていますが、私が入社した時点では既に会社全体が一つの意志で動いているような、強い一体感がありました」
 工房はもとより、ディレクターもデザイナーも、スタッフはみなプライドを持って仕事に取り組んでいる。そして、我をぶつけ合うのではなく、絶妙なバランスで融合しているのだ。あたかも、透明なアクリルをきれいに貼り合わせたかのように。

 できないことは聞けば教えてくれる環境にいることを役得と捉えて、学べる技術はすべて学び取るつもりだと柏崎は目を輝かせる。
「そうやって少しずつでも蓄積していき、先輩方から認めてもらえるようレベルアップしていきたいですね。いまは夢中で先輩たちを追いかけているだけですけれど、いつか追いつき追い越したいと思っています」

エトワールの社員力
社員が語るエトワール
SoZoディビジョン デザイン担当:平田一晋
SoZoディビジョン デザイン担当:成澤朱理
SoZoディビジョン デザイン担当:加茂春花
SoZoディビジョン デザイン担当:林沙有理
工房:柏崎圭哉
SoZoディビジョン 営業担当:村上浩平
エトワールの組織力
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